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<<   作成日時 : 2008/07/24 21:47   >>

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7月24日は35歳の若さで睡眠薬自殺した芥川龍之介の命日です。晩年の小説「河童」にちなんで「河童忌」と呼ばれています。

創作期間はわずか十年あまりですが多くの小説を残しています。そのほとんどが短編で、一貫してエゴイズムの肯定のようなものが感じられます。生きていくうえでの悲しみとでもいいましょうか。

今日は本棚から芥川の本を探してみました。この3冊がありました。
文庫本は100円代ですのでどれほど古いかわかります。ハードカバーは頂き物です。全88巻の日本文学全集の中の一冊です。その人の本棚にはこの第28巻が欠けているはずです。
懐かしい本です。目次を開くと33編の短編小説のほとんどに丸印を付けています。最後の「或旧友へ送る手記」が友人に宛てた遺書です。今一度読んでみました。文中の核心、「何か僕の将来に対するただぼんやりした不安」、これのみが自殺の動機と簡単にはいえないように思えます。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
そうでしたね、河童忌でしたね。
読書会に参加していて、昨年夏休みの課題が
”芥川龍之介”の作品を読むこと、でした。
たくさんの作品(短編)があるけれど、教科書で習った作品以外に読んでいないものが結構あるんですねぇ・・・(;一_一)
”最近、最後の遺書というような原稿が発見された”と日経新聞に出ていました。
息子達にあてた遺書だったようです。
あっこちゃん
2008/07/24 22:26
あっこちゃん、こんばんわ
読書会に参加されているのですね。実は私も長い間・・・。今は解散しましたけれど。
妻子に宛てた4通の遺書は今春、孫の芥川耿子さんが自宅で見つけたそうです。
「わが子らに」と題した遺書の一行目「人生は死に至る戦ひなることを忘るべからず」は「死に至る」を後から加えていたとか。心情はいかばかりだったでしょうか。
オリーブ
2008/07/24 23:25
オリーブさんおはようございます。
私は芥川作品は代表的なものしか読んでいませんが、いかにも頭のいい人の書く文章という感じがして好きです。
人間を深く深く見つめると、究極“エゴイズム”に突き当たり、それに失望すると死を選ぶしかないのでしょうか。自殺や悲観的な人生観には共感しませんが、何事も深く考えない楽観論はもっと共感できません。世の中には芥川のような怜悧で透徹な人間が必要なのかもしれません。
薫の君
2008/07/25 08:50
本棚の、日本近代文学大系全60巻に
芥川龍之介集(第38巻)があります。
開いて見ると切抜きが挟んであって
愛読していたことを思い出しています。
俳句を虚子に師事し、我鬼という俳号
から、我鬼忌とも呼ばれています。
中村草田男の句に、
 我鬼忌は又我誕生日菓子を食ふ
があります。
ころちゃん
2008/07/25 10:22
薫の君さん、おはようございます。
教科書で読んだ「蜘蛛の糸」、あの時先生からエゴイズムという言葉を教わったかどうか、しかし自分だけが助かる行動をとったカンダタは自分勝手な人間ではないか、ではどうすれば・・・という話し合いをしたことを覚えています。
芥川自身の無意識のエゴイズムが自らをまわりから分断し孤独へと追いやったのかもしれません。
無意識のエゴイズムの打破、孤独に耐える精神力、これらが生きために必要なことと、それこそ無意識に徐々に感じました。
オリーブ
2008/07/25 10:43
ころちゃん、こんにちわ。
「餓鬼忌」や「河童忌」は夏の季語になっているのでしょうか?
 河童忌や成績表を受け取れり (露璃)
そういえば少し前までは24日が成績表をもらう日でした。海の日のせいで?それは20日になってしまいまい夏休みも長くなりました。
オリーブ
2008/07/25 12:50
そうです。夏(晩夏)の季語です。
昨25日は、不死男忌でした。
彼の句に、
 氷挽き鋸透ける我鬼忌かな
という句があります。
いい句だと思いますが…。
ころちゃん
2008/07/26 09:58
ころちゃん、こんばんわ。
不死男忌だったのですか、たくさんの文学忌がありますね。
秋元不死男は2年も投獄されていたのですね。獄中の句に胸打たれるものがあります。
「氷掻き・・・」、涼しげなこの句は戦後ですかしら?背景はとても平和そうですが。
 
オリーブ
2008/07/26 21:01

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