「たぬき」という名の猫

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TVをじっと見つめる今は亡き「たぬき」という名の猫です。

私の部屋にはじめてのデジタルTVが届いた日です。
その画面の美しさに感動したのは私だけではありませんでした。
この子もそうでした。
時々手を伸ばし画面の何かをつかもうと試みます。
それができなくて「ニャーッ」と怒っては方向を変えて再度試みます。
液晶画面なので傷がつきはしないかと私はとても心配しました。
TVをつけている間飽きることなくみていました。

この子は今年春まだ浅い頃にいなくなってしまいました。
重い病気になり40日も何も食べられず点滴だけで命をつないでいたのにある日出て行ってしまいました。
毎日探しました。
夜に冷え込めばもうだめかと思い、朝陽が昇り暖かくなればまだ生きているかと思い、雨が降ればどこかでぬれているかと思いつらい日々でした。
弱った体で遠くに行けるわけもないのですがついに見つかりませんでした。
どこで息絶えたのか、花のそばであってほしい・・・と。

この記事へのコメント

薫の君
2007年11月11日 22:46
Oliveさんはじめまして。
たぬきくんの記事、心に染みました。息絶えていたとしたらせめて花のそばで… というOliveさんの思いに思わず涙してしまいました。猫たちも懸命に自分の生を生きて、きっとこの世ではない場所で今は安らかに眠っているのだと思いたいです。
2007年11月11日 23:00
飼猫のたぬきちゃんいなくなって寂しいですネ。息絶えているならせめて花の側であってほしい。私も同じ気持ちです。
タケ
2007年11月11日 23:42
幼馴染に、猫好きがいます。
アパートの壁に挟まって鳴いている猫を、大家さんに頼み込んで、壁を切り取って、助けました。
でも、その子は不幸にも、交通事故に遭い、亡くなってしまいましたが、動物すべてに、心を癒す自然なパワーを感じます。
マネーゲームの世の中、慈愛を忘れたすべての人が、隣人愛を大切に、優しい心を大切にと願って止みません!
ちぃちゃん
2007年11月12日 10:42
オリーブさんの大切な大切な『たぬきちゃん』だったですね。
春のまだ肌寒い頃に、たぬきちゃんのことを案じているオリーブさんを知って、
たぬきちゃんは オリーブさんの愛猫であったことを幸せに思っているよ、と せめてもの言葉を送りたかったことを思い出しました。
たぬきちゃんには会ったことはないけど、私もずっとたぬきちゃんのことは忘れないでしょう。
それは、オリーブさんの心を忘れない、ってことなんですけどね(^^)
2007年11月12日 16:11
薫の君さん、
ありがとうございます。
そうですね、猫たちは自分の生き方を知っているのでしょうね。
しばらく私の気持ちはやりけれない切なさに支配されましたけど時間が経つにつれてそれは安らぎに変わりました。
時々ここに思い出を書きたいと思います。
2007年11月12日 16:23
ミズナツキさん、
ありがとうございます。
あれから何度かたぬきちゃんに似た猫を見てハッとしました。そんなはずはないのにね・・。狸に似た愛らしい猫でみんなに愛されました。
2007年11月12日 17:33
タケさん、
幼馴染の方はもちろんのこと大家さんも優しい方ですね。
その猫ちゃんはその後どれほど生きたか存じませんがその長さではなく助けられたことに幸せを感じ取っていたに違いないと思います。
人も動物も植物も共存しなくてはならないですね。慈しみの心で。
2007年11月12日 17:48
ちいちゃん、
そうでしたね、あの時ちいちゃんも私と一緒に心配して悲しんでくださいましたね。
昨日たぬきちゃんのことをここに書いたのは、息子が「たぬちゃんにそっくりの猫を見かけた」と東京からメールをくれたからです。