「冬の旅」に夢中だった

今から二十数年前、レコードにかわって私の家でもCDを聴くようになったとき、私は記念すべき第一枚目のCDとして「冬の旅」を選びました。

フィッシャー・ディースカウ(バリトン) ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
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何気なく買ったこのCDですが、「冬の旅」の最高のコンビだそうです。しかもディースカウのもっとも円熟期の録音(1979年)だということも後で知りました。

失恋した若者が街を捨ててさすらいの旅に出る、求めるものは永遠の安らぎ「死」。
色彩も豊かで牧歌的でもあるのに全曲にわたって絶望感や疎外感に満ちています。
残念ながら私はドイツ語は何ひとつわからない、訳詩を読んで曲を聴くのもなかなか辛苦なもの、そこで1曲・1曲の詩の内容とメロディーを私の中で一致させようと思い買ったのがこのCDです。

松本 隆訳 五郎部俊朗(テノール) 岡田知子(ピアノ)
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全曲日本語で歌われています。聞いていて不自然に感じるところは仕方ありません。
おかげで、「冬の旅」だけはドイツ語で聴いてもその内容がわかるようになりました。
シューベルトがW・ミュラーの詩に曲をつけた全24作品、そのいずれも感傷的な詩、曲です。中で「菩提樹」は中学の音楽の教科書にもあった誰もが知るあの名曲です。
シューベルトは若くして亡くなりました。
この歌曲集の後半は彼の死後に出版されたとか。

「冬の旅」の背景は当然冬、なのになぜか私は春が近づく頃に聴きたくなるのです。

私の友人(男性)はこの曲を歌いたいがためにドイツ語を習ったのですよ。






この記事へのコメント

HT
2010年02月23日 00:20
こんばんは。
オリーブさんの初CDですか。
私は何が最初だったんだろう?。思い出せないです。
CDは何時から私の家に入り込んできたのかも覚えていないです。でも、子供が小学生の頃は当然のように扱っていました。まだレコードも大切に保管されています。カセットテープも。
この曲を歌いたいためにドイツ語の勉強したと云う方も凄いですね。私もそれくらい頑張れれば…。
2010年02月23日 06:23
おはようございます
朝家事の途中です(笑)
オリーブさんの初CD、大切に持ってるのですね。
私は音楽には疎いのでCDやDVDは1枚も持ってません。
本を読むことは小さな頃から大好きだったので沢山持ってますが今は夫の本に占領されて、私の本はどこへいったのでしょうか・・
小学校の図書室の本を借りて詠んで妄想の世界に浸ってましたよ(笑)
「冬の旅」はYou Tubeのサイトで何曲もヒットしたのでオリーブさんがお持ちのCDと違うかもしれませんが聴いてみますね。
2010年02月23日 09:49
初めて買ったCDをちゃんと覚えているところは
さすがオリーブさんという感じですね

ちょうど1年ぐらい前に
私も「初めて買ったレコードは覚えていますがCDは覚えていません」とブログに書いた記憶があります
レコードを初めて買ったのは
中学生の頃で
少ないお小遣いをためて買ったからでしょうか
ちゃんと、ビートルズのレコードだったと覚えているのですが
CDを初めて買った時は
すでに働いていて
ある程度自由にお金を使えたので
そのありがたさを実感できなかったからかもしれません
それでも時々昔買ったCDを目にしたり
聴いてみたりすると
当時のことが蘇ってきたりもします
音楽ってある意味不思議な力を持っていますよね
ALOHA
2010年02月23日 13:09
「へぇーそうなんだー」と、一人、うなずいています。いま、休憩時間。音楽は大好きですがあまり詳しくありません。オリーブさんのおかげで、また、知識が増えました!
2010年02月23日 16:09
こんにちは、
 今日は、大変暖かいですよ~
明日の未明にISSが2度通過しますね・・
二度目の通過は、ベストな条件ですよ。

日付 : 2010年02月24日
飛翔体 : 国際宇宙ステーション
観測地 : 岡山 (緯度 34.66 度, 経度 133.92 度)

イベント 時刻 方位角 仰角 (km)
見え始めのとき 05:45:00 313(北西)  16  1016
仰角が最大のとき 05:47:00 313(北西) 76  367
見え終わりのとき 05:50:00 134(南東) 11 1258
2010年02月23日 17:11
シューベルトといえば歌曲ですよね!
子どもの頃、シューベルトの伝記を読んで、短い人生に涙してから、音楽室のシューベルトの肖像に親近感を持ちました。
シューベルトが初めて買ったCDなんて素敵ですね~
そして、それをきちんと覚えていらっしゃるところが、また素晴らしい!
ちなみに、私、第二外国語はドイツ語でした。
「イッヒ・リーベ・ディッヒ」しか覚えていなくて、情けないです(涙)
オリーブ
2010年02月23日 19:05
HTさん、こんばんわ。
今頃の子供にレコードやカセットテープなどわからないでしょうね。
私がもっと幼なかったころは78回転の分厚いレコード、それを手巻きの蓄音機で父が聴いていました。ネジが弱るとふにゃふにゃと音楽がへたるのです(笑)
オリーブ
2010年02月23日 19:09
スーさん、こんばんわ。
スーさんは音楽より読書がお好きなのですね。
若い頃私はどちらもそこそこ好きでしたが今では目が悪くなって、集中力も衰えて1年に数冊を読む程度になりました。
ディースカウの「冬の旅」はたくさんありますね。私も検索しましたがこのCDは見当たりませんでした。
オリーブ
2010年02月23日 19:14
カー助さん、こんばんわ。
あ~、カー助さんの記事を思い出しました。
私もコメントをしましたね。この内容のコメントはいろんなところに書いています(苦笑)
カー助さんの過去?をさかのぼってみましたらやっぱりこの記事のようなコメントとを書いていました(笑)
おっしゃるように音楽は不思議です。それを聴くとタイムスリップすることもあります。また若い頃と全く違った完成で聴くこともありますね。
オリーブ
2010年02月23日 19:17
ALOHAさん、こんばんわ。
音楽がお好きということ、それだけで十分です。
詳しく知っていてもいなくても好きであることが何よりです。
白紙の状態で聴いて感動したらもうその音楽は本物と言うことですね!
オリーブ
2010年02月23日 19:18
カメ・虫さん、こんばんわ。
情報ありがとうございます・・・が夜明けはやばいです・・・こちらはまだ真っ暗で夢の中だと思います。でも頑張ってみます。
千鶴
2010年02月23日 19:20
「菩提樹」だけは知っています。
日本語では、泉にそいて 繁る菩提樹・・♪
その続きは??メロディーはしっかりと憶えているのですが
オリーブ
2010年02月23日 21:26
釉さん、こんばんわ。
シューベルトが亡くなったのは31歳の時でした。
「美しき水車小屋の娘」や「白鳥の歌」など有名な歌曲、そして多くのピアノ曲をあの若さで作曲をしたのですから・・・
私は「セレナーデ」「即興曲」を2曲「軍隊行進曲」などを弾きました。
数百年の後の世に愛される現代曲ってあるでしょうか。
オリーブ
2010年02月23日 21:36
千鶴さん、こんばんわ。
あのあとの歌詞は
  慕い行きては うまし夢見つ
  幹にはえりぬ ゆかし言葉
  うれし悲しに といしそのかげ  
こんな難しい言葉を昔は中学生で歌っていたのでしょうか。もしかして高校生だったかも。

とん子
2010年02月24日 14:15
私はどう云う訳か??CDは持っていないのよ!
息子が中学からドンスカ・・ピヒャラトしていたので
反動かな??
息子は嫌というほどCDを持ってるんですよ!!

男性の友人さんがこの曲を歌いたくてドイツ語を習う??
凄い人がいるんですね??
英語もよくわからないのに??ドイツ語??
オリーブ
2010年02月24日 21:26
とん子さん、こんばんわ。
そうですか、息子さんは音楽好きなのですね。
うちの息子は尾崎豊かが好きだったようです。
大学を卒業して荷物を送り返した時にCDがたくさんありました。
最近はクラシックのCDをコピーしてほしいといってきたことがありました。
ドイツ語で「冬の旅」を歌いたいがためにドイツ語を習うこと自体信じられないですよね(笑)