幻想曲さくらさくら♪

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幻想曲“さくらさくら” 平井康三郎 作曲




花の季節が終わり緑が眩しい頃になりました。
桜の開花・満開・花吹雪、日本中こぞって待ち焦がれたのはついこの前のこと。
今年は季節はずれの寒さに震えながらの春の宵の宴会、桜の名所は立ち止まり振り返ることすら許されぬ一方通行の人の行列、それでも桜は十分に私たちの心と目を癒してくれました。
人々が季節の移ろいを思うまもなくあたりは緑に覆われてその存在すら忘れられた桜の木。またその季節が巡りくるまで人々の生業を見つめていることでしょう。


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私が桜を特に美しいと思いはじめたのはいったい何時だったかとふと思います。定かではありませんが来年も必ず観ることができると確信を持てなくなったとき、より一層の思いが募ったような気がしています。
私に限らず日本人がここまで桜に酔うのはなぜでしょう。
あっという間に咲き、咲くや否や散りはじめるその潔さ、それが日本人の美意識にあうのでしょうか。その証に和歌、古謡、地歌、端唄、小唄、ポピュラー音楽、映画、ドラマ、文学・・・など実に多くの関連文化が桜にはあります。
それほどまでに昔から桜は日本人にとって特別な花であったのでしょう。


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3枚の写真はまだデジカメを私が持たなかったころのもの
雨と霧の中の満開の桜はえもいえぬ美しさでした
野呂山ドライブウェイ 1998・4・9


 







この記事へのコメント

HT
2010年05月09日 21:40
こんばんは。
桜の写真どれも綺麗ですね。良いアングルで撮られていますね。
桜は殆どの人が好きですよね。私が桜を意識し始めたのはそれほど昔の事ではないです。どうしてこんなに桜・桜・桜となってしまったのかもよくわかりませんが、写真を撮るようになってからなのかも知れません。
お花は今松本ではハナミズキが一番咲いている頃です。緑も随分増えてきました。桜の木はもうすっかり緑濃くなってしまっています。
ピアノはオリーブさんですよね。良いですねぇ~。
2010年05月09日 22:38
幻想曲♪さくらの流れるような旋律にのって
幻想的な桜の風景を堪能しました。
おっしゃるように来年又同じ桜を見ることが出来ると確信が持てない今、余計に桜への郷愁を感じるのだと思います。
桜のエネルギーと潔い散り方・・・そのような潔い生き方を桜に学びたいところです。

美しいピアノ演奏、ありがとうございました。
因みにコーラスの演奏会、 さくらをアカペラで唄いました。
2010年05月10日 00:03
私も桜は大好きです!季節を表す一番の花ですものね。桜の時期は節目の時でもあるので印象深いのかも?卒入学、就職、転勤。私の場合、母が亡くなった時。阿蘇に「一心行の桜」という有名な桜がありますが、その木の下で、武将が御経を唱えて切腹をしたのだとか。桜にまつわる話も多いですよね。桜って、受粉を済ませないと散らないと聞きましたが、そんなところに強さも感じますね!
とん子
2010年05月10日 01:37
如何して桜はもてるのかな??
 きれい??かわいい??可憐・・表現のしようがない程全人類に愛されてる桜・・一生涯にもあるんでしょうね??チラチラと風に乗り散り行く様も又絵になります

悲しい物語も沢山ありますね??公園には何十本の古木がありますが人間が終わる時も其処を選ぶ人もいて??

複雑な花でもあるんです。
生まれて来て1週間くらいで終わる桜の花に惜しみない拍手をまた来年会えるかな??
2010年05月10日 04:49
桜を意識し始めたのは不自由な体になってからですね。
満開になるまでの過程を楽しんでます。
ただうちのお墓が桜の根で傾いた時は植えた人を恨みましたが・・
2010年05月10日 13:40
私も桜の花をこれほど待ち焦がれるようになったのは、父が亡くなり、一年後、自分の病気がわかってからだと思います。
やはり命と桜を重ねてしまいますから……
オリーブさん、そして皆さま、ご一緒に来年も桜を愛でましょう、絶対に!

お写真の桜の花もオリーブさんの演奏も素晴らしく…
あとでこちらの曲の譜面を見てみようかな、難しそうだけれど、いつか桜の季節に弾けたら良いな、なんて思っています。
2010年05月10日 14:25
こんにちは~♪
桜にはそれぞれの人の思い出がありますね。
土曜(8日)~1泊2日でスケッチ旅行に
行ってきましたが、山形と言っても新潟に近い
所ですが、桜が満開そして菜の花と雪山
素晴らしいロケーションでした
千鶴
2010年05月10日 19:14
それぞれにきれいな写真ですね。
一番目のシャープな画像も好きですがあとの3枚の幻想的なアナログの写真もステキです。
満開の桜と霧が不気味なほどに美しいです。
ピアノの演奏を聴きながら文章を読みますとぞくぞくしました。
オリーブ
2010年05月10日 20:49
HTさん、こんばんわ。
一番上の桜は今年夜の公園で撮りました。
安物のカメラですが偶然にバックがボーっと撮れてまるで望遠レンズのよう(大袈裟?)
下の3枚の写真は十数年が経って色が劣化し、それをスキャニングしたのでさらに劣化しました。しかし、それが幻想的になったのではと自負しています。
ピアノは録音したのを冷静に聴けばミスと荒っぽさが耳障りです。何度弾いてもよくならず・・・
ありがとうございます。
オリーブ
2010年05月10日 20:54
あっこちゃん、こんばんわ。
過分なお言葉ありがとうございます。
アカペラの「さくら」もさぞかし美しかったことでしょう。アカペラはよほどの実力がないとなかなか歌えませんもの。
さて、これらの写真の日は大雨でドライブウェイも霧の中、白い霧に時おり表れるピンクの群、忘れられない桜となりました。
たまたま雨があがったときにこんなふうに撮れました。
オリーブ
2010年05月10日 21:01
ALOHAさん、こんばんわ。
あの美しく可憐な桜にも文学にはけっこうミステリアスなお話もあるのです。
梶井基次郎の「桜の木の下には」は桜の木の下には死体が埋まっている・・・」という文章で始まります。
枯れ木が一度に花いっぱいになるという現象をあらゆる意味づけにとらえてのことでしょう。
オリーブ
2010年05月10日 21:05
とん子さん、こんばんわ。
桜ほどいさぎよく散る花はありませんね。
梅は枯れても散らないです。
私は満開より散る桜が好きです。
風に舞い上がる花吹雪なんて早々見れるものでもありません。
それほどまでに美しい桜に人々は自分の人生を重ね合わせてみることで過ぎてゆく時を見送るのかもしれません。
オリーブ
2010年05月10日 21:09
スーさん、こんばんわ。
いくら美しい花でも、その根っこで大切なお墓が傾いたのであればそれは・・・ね。
補修するのも大変でしたね。
スーさんはご病気になられた時から桜に思いを寄せられたのですね。
「来年も必ず会いましょう!」って桜が言うのでしょう。
オリーブ
2010年05月10日 21:17
釉さん、こんばんわ。
桜に特別な思いを寄せる瞬間ってだれにもあるのですね。
それぞれ違った理由であってもその根底には「来年も必ず桜をみたい」と願う心です。
来年もみなさんとごいっしょに「桜」に寄せるブログを作りたいです。
演奏お恥ずかしいですがありがとうございます。
弾いてる時は感情を込めているつもりですがあとで聴くとなんと元気のよい・・・(恥)
何度録音しなおしてもこれ以上は無理とわかって思い切ってUPしました。
釉さんもどうぞ、これはピースでも売られています。ランクはCだったと思います。
お正月から始めてやっと間に合いました(苦笑)
オリーブ
2010年05月10日 21:19
パステルさん、こんばんわ。
山形は今桜満開ですか、
雪山と桜と菜の花のコラボはこちらではありえません。
またのUPを楽しみにしています。
オリーブ
2010年05月10日 21:28
千鶴さん、こんばんわ。
ありがとうございます。
演奏はともかくもこの編曲に私は感動しました。
拙い演奏ですが写真を重ねてみていただき私の目的みたいなものがお伝えできた気がします。
華やかでありながらはかなくもあり、また妖しくもある桜は日本が誇る花と思います。
えいこ
2010年05月11日 09:09
思いがけず貴女の演奏されている”さくら”をきくことができました。以前涙を流しながら聞いたことをおもいだしました。さくらの花を見て楽しかったこと、悲しい思い出、悲喜こもごもなのでしょうね。この曲はそのすべてをこめてるようなきがします。今は私も桜の花をまともに眺めて”きれいねー”と、思えるようになりました。素晴しい演奏有り難うございました。
オリーブ
2010年05月11日 13:37
えいこさん、こんにちわ。
こちらこそ、思いがけずこんな拙い演奏に過分なコメントをいただきましてありがとうございます。
思えば・・・これは前々回の「大人のためのピアノコンサート」で演奏したのでしたね。
あの時あなたの心にによぎった「桜」に涙しておられたのを思い出します。
あなたの絵によく桜が描かれているのも私なりに感じるものがあります。
どんなに心を込めて演奏しても実力には限りがあるのも、しかしそれを愛情を持って聴いてくださる方々に感謝です。
ありがとうございました。
すずめの母さん
2010年05月11日 23:27
俗界を忘れさせてくれるる霧の中の桜。ピアノは満開までの生き生きとした表情と舞い散る華やかさと無常を奏でてます。5月中旬の名残の桜を目と耳で楽しませていただきました。すずめの母さんはさえずりを忘れてました。
2010年05月12日 00:18
桜は幻想的で少し現実離れした気分を味わせてくれますね。時にハラハラと儚く心も乱すような事もあるけれど。私は葉桜も好きです。生命力をすごく感じるんです。花の儚さから一変、元気にあふれているような。
この曲、桜の散る様や咲きほこる堂々とした桜がイメージされる曲ですね。
リーフ
2010年05月12日 09:35
おはようございます♪
どのお写真もとっても綺麗な桜ですね!
今年はいつ咲いていつ散ってしまったのか?って感じでした。
オリーブさんの弾いておられる美しいサクラ!
ピアノの音って心が落ち着くのですが、更に心を落ち着かせ聞くことが出来ました♪
ありがとうございます!
roko
2010年05月12日 19:40
オリーブさん~こんばんは
誰もに愛される桜の花は満開の時もハラハラ舞い散る時も大好きです。
恥ずかしいのですが幻想曲“さくらさくら”が聴けないのは私一人ですね。お昼から試しているのですが・・・。保存して聞いているのですが美しいピアノの音色が聴こないのです。。音量も高くして曲は進んでいます。是非聴いてみたいのでまた娘にでも聞いて見ます。
2010年05月12日 20:50
こんばんは。
桜はもはや日本人にとって切っても切れない花ですね。
ここまで桜と関係が深い国は日本以外ないのではと思います。

素晴らしい演奏と写真、桜の風景が目に浮かびました。
桜の力強さと儚さ、まさに「桜」を表している曲だと思います。
また素敵な演奏を楽しみにしてます。
オリーブ
2010年05月12日 23:15
すずめの母さん、こんばんわ。
詩のようなメッセージをありがとうございます。
そのお言葉でこの記事がワンランクアップしたようでうれしいです。
無常という言葉がハラハラと散る桜をより美しい姿に変えるようです。
名残の桜はきれいでしたね。

演奏はイマイチですがこれが精一杯(苦笑)

オリーブ
2010年05月12日 23:22
末摘花さん、こんばんわ。
葉桜を好きな方は少ないですが、おっしゃるように葉桜はエネルギーを発散させているようで頼もしいです。
末摘花さんのコメントから、うきうきとした花の季節から一転して現実に戻ったような感じを受けました。
秋にはサクラモミジに・・・
オリーブ
2010年05月12日 23:25
リーフさん、こんばんわ。
この曲をはじめて聴いた時にいつか私も弾きたいと思っていました。
咲き初め、満開になり、ハラハラと散る、最後の一片のはなびらまで表現したいと思いました。
オリーブ
2010年05月12日 23:31
rokoさん、こんばんわ。
どうしたのでしょうか、
音楽ファイルをUPしたのはこれで4度目です。
過去のはいかがだったしらと今振り返ってみてみましたらコメントをいただいていなかったのできっと音声が出てなかったのでしょうね。
ご無理はなさらないで下さいね。
オリーブ
2010年05月12日 23:36
健さん、こんばんわ。
桜って不思議な花だと昔の人は思ったでしょうね。
だって、枯れ木にいっせいに美しい花をつけるのですもの、だから「はなさかじいさん」のような童話もできたのですね。
日本人と桜は切り離せない関係にあるようです。
曲と写真でイメージを膨らませてくださってありがとうございます。
健さんはフィルム写真にあまりご縁がないかもしれませんね。
2010年05月25日 20:11
初めまして(*- -)(*_ _)ペコリ
ピアノ検索から、お邪魔しています。
演奏、すばらしいですね。音も綺麗~~~
写真も幻想的で美しいですよね。
オリーブ
2010年05月31日 19:50
hiroponnさん、ようこそ!
過分なお言葉ありがとうございます。
hiroponさんもピアノをレッスンしていらっしゃるのですね。
年齢はかなり違いますがこれからもピアノに限らずよろしくお願いいたします。

さきほど「かっこう」と「ショパンのワルツ」にコメントつけさせていただきました。