上村松園が描き続けた“ひとのすがた”

あんなに待ち遠しかった秋も訪れてみればそれは寒さに向かう季節 
ついこの前までの暑さが次第に遠くなります 
私が上京したのはまだ汗ばむ10月上旬 
「ドガ展」につづき「上村松園展」にもいってきました 
すでに色あせたような記事ですが・・・

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松園といえば「序の舞」などにみられる凛とした気品に満ちた女性の佇まい
それは時代を超えて今に生きる女性たちの理想像です
このたびの展覧会では美しいだけでなく
様々な内面を表した女性たちの姿や表情をみることができました
いずれの顔も、さりげない表情の中にたしかな感情が描かれています

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「人生の花」   「草紙洗小町」   「砧」
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「焔」   「序の舞」

「松園の人物はキレイなだけで中身がない」
と批評された時期がありました
人物に何を求めるか・・・そこで松園が着目したのが能です
能を学び能の感情豊かなストーリーから題材を得て作品をつくりあげます
その頃から顔もより柔和に妖艶になっていきます

昭和に入って松園は日常の暮しからも絵のヒントを得ています
日々の暮し、特に失われていく風俗などをいとおしむように描いています

昭和9年松園を支えた母が亡くなります
そのころから母への思慕というものが作品の中にはいってきます
チケットの絵「母子」はただ母と子というのではなく
松園の母親への思いがダイレクトに込められています
・・・・・解説からピックアップ・・・・・




この記事へのコメント

HT
2010年11月01日 23:01
こんばんは。
東京では色んなところへお出かけになられたのですね。
絵の事はわかりませんが、ジッと見ているといいものですね。今、こんな感じの女性は少なくなってしまったのではないでしょうか?。
2010年11月01日 23:51
すてきですね!品もあって、色気もある。ゆっくり、こんな世界にも触れてみたいな~
2010年11月02日 11:47
あっ、松園様!
やっぱり、良いですよね~~~♪
「母子」は、懐かしいような、切ないような……そんな気持ちになりました。
抱かれている赤子がお孫さんの淳之氏と知ったら、なおさら、ミーハー魂が炸裂!(笑)
オリーブさんは、東京での時間をいつもフルに活用されていらっしゃいますよね。
ご自宅でも、きっとあれこれ、活動的でいらっしゃるんでしょうね♪
2010年11月02日 16:11
御無沙汰しておりました。
こちらに書かせて戴きますが
広島へ夫と行けることになりました。
四日呉入りし、夜は夫の父上と食事。
五日は観光してから
「海軍さんの麦酒舘」をこらしめようかと
予定を立てております。
ガイドブックには色々載っていますが
ちょっと脇道にも入ってみようかしら。
オリーブ様のブログも参考にしますね。
慌ただしい報告ですみません。
千鶴
2010年11月02日 18:14
背景が最小限に描かれているようですね。
だから人物が際立っているように思います。
派手な感情を表さない顔から秘めた思いが伝わってきます。
とんちゃん
2010年11月02日 18:30
こんばんは~
オリーブさんは、ぼんやりと過ごすことがないのですか?
きちんと目的をもって…整理だけでなく、時間の使い方もお上手ですね!
松園の描く女性はしっとりとして、品がありますね!
先日郷土の「竹久夢二」の美人画をみてきましたが…
オリーブさん自身は、夢二の描く女性に近いような気がしますが・・・??
2010年11月02日 20:04
絵のことは分かりませんが見てるだけでも良いものですね。
昔集めていた切手の「見返り美人」を思い出してしまいました。
とん子
2010年11月02日 22:46
下にもコメント入れたのにないわね??
これも行かないかな??

教養ばかり付けているオリーブさん見習わなくちゃ~~行けませんね!!
2010年11月03日 00:34
オリーブさんも、「上村松園展」の記事をきれいにまとめていますね。こういうふうにブログにまとめると、しっかりと鑑賞したなあという気になります。何より自分の思い出に残りますよね。私にとっては日本画もいいなあと実感した展覧会でした。
2010年11月03日 14:39
色彩華やかで人物が大きく描かれ
圧倒的な存在を伝える魅力ある画家ですね。
日本画では好みの画家です。
オリーブ
2010年11月03日 21:36
HTさん、こんばんわ。
上京のもうひとつの楽しみは美術館めぐりです。
特に何が観たいという願望はありませんが地方都市では見られない展覧会を一人でゆっくりと観て、お茶をして、というのが何となく私の東京でのスタイルみたいです(笑)
オリーブ
2010年11月03日 21:39
ALOHAsん、こんばんわ。
文句なく美しい女性たちですね。
「焔」の嫉妬の感情をあらわにした女性であっても美しさは変りありませんものね。
オリーブ
2010年11月03日 21:43
釉さん、こんばんわ。
このたびの上京では釉さんのブログがどれほどありがたかったか・・・
良い時間を過すことができました。
ありがとうございました。
「母子」の赤ちゃんはお孫さんの淳之氏なのですか。そのつもりで観てなかったわ、残念。
あまりの混雑でイヤホンガイドを借りなかったのです。借りていたらわかったかも。
オリーブ
2010年11月03日 21:45
ふっこさん、こんばんわ。
明日は呉におみえになるのですね。
地ビールをお楽しみくださるとか、うれしいです。
3種の地ビールがセットになって出されますのでどうぞ飲み比べてみてください。
楽しい旅になりますように・・・
オリーブ
2010年11月03日 21:49
千鶴さん、こんばんわ。
そうですね、背景はあまり描かれていませんし遠近感もありません。
感情表現は顔や姿を描くことで十分だったのでしょうか、それともあの時代の画法でしょうか。
オリーブ
2010年11月03日 21:51
とんちゃん、こんばんわ。
「ぼんやりと過す時間」ですか・・・
そういえばないですね~
でもそういう時間はあったほうがいいのですよ。
私は時間に関して貧乏性なのか時間が勿体無くて仕方ないのです(苦笑)
上京しても「ただでは帰らないぞ」って(笑)
オリーブ
2010年11月03日 21:53
スーさん、こんばんわ。
「見返り美人」浮世絵ですね。
思い出されたということは絵にきっと関心をお持ちなのですよ。だって松園さんも浮世絵の影響を受けているんですもの。
オリーブ
2010年11月03日 21:56
とん子さん、こんばんわ。
あら~ ↓の記事に素敵なコメントくださいましたよ。私も返コメしましたよ。

教養ばかり??ですか??
そんなことないですよ、けっこう馬鹿なことやって笑われていますよ!
オリーブ
2010年11月03日 21:58
ミクミティさん、こんばんわ。
ありがとうございます。
これだけの文章にも結構時間がかかりまして(笑)
ブログに残すというのは自分に残すことに通じますのでできるだけ丁寧に観て丁寧に書きたいと心がけます。
オリーブ
2010年11月03日 22:01
ミズナツキさん、こんばんわ。
日本画の美しさ、鮮やかさを目いっぱいに鑑賞できる絵でした。
日本女性はこんなに美しかったのかと思いました。
それは顔も姿も衣装も・・・
2010年11月04日 22:50
『上村松園展』東京ではすでに終わっていて・・・
京都でやっているようですね。
今度また京都に行きますので拝見してきましょう!!
オリーブ
2010年11月04日 23:01
あっこちゃん
そう、京都です。しばらくあるので是非!
私、東京ではゴッホ展も観たかったのですよ。
諸事情でみることが叶わず・・・