「かんぬき」

画像


ジャン=オノレ・フラゴナールの「かんぬき」
女性を左手で抱き寄せながら右手で扉のかんぬきをかける衝撃的な絵


瞬間的な行為が強烈に差し込む光に照らされて浮かび上がります
絵の半分を占めているビロードのカーテンのドレープが
登場人物の大胆な衝動を包み込んでいます

若者の粗末な衣服とは対照的に
艶やかな光沢を放つ黄色地の衣服を身に付けた女性は貴族でしょうか

画の左下の小さなテーブルの上のりんごは
背徳的な秘密の行為を象徴する禁断の果実

平成5年、神戸市立博物館で開催された「ルーブル美術館200年展」
もう18年も前に買った絵葉書です
何でも処分する私がまだ捨てないでいる(笑)

その数年後パリに行きましたが
ルーブル美術館でこの絵にあうことはできませんでした

ブログをスタートして間もなくのころ一度UPしたことがある絵です
このところ記事がなくて困り果てて…(苦)それでもう一度UPします
今コメントを下さる皆様の中には
何かの機会があってこの絵の記事をみていただいた方もあるのですが
「かんぬき」再びということでお許しください







この記事へのコメント

HT
2011年06月26日 00:16
こんばんは。
私は初めて見せていただきました。絵の事はよくわかりませんが、ジッと見入ってしまいました。とてもいい感じの絵ですね。
ブログネタは無くて困る時すがあります。一日を思い返して何かなかったかって頭ひねって、時間ばかり経って行ってしまう事が多々あります。酷い時は2~3時間くらい悩む事もあります。
世間話でも聞かせてください。楽しみにしていますから。
2011年06月26日 07:42
おはようございます オリーブさんの解説で絵の面白さが伝わります。「ちょっとした日曜画廊」ありがとう
それにしてもジャン=オノレ・フラゴナール、何処をとっても凄いタッチで、見入ってしまいます。
2011年06月26日 10:49
初めて拝見いたしました
絵画とは
オリーブさんの様に鑑賞
するものなのですね
解説を読みまた拝見
凄い絵ですね
無知な私勉強になりました
2011年06月26日 12:29
呉のオリーブさん

絵画を見る時、ただ美しいだけの絵を見ていて、反面、紹介されている「かんぬき」のような絵を見ると、衝撃的なドラマを見るようです。
私はお絵書き程度の絵しか描けませんが、作者のジャン=オノレ・フラゴナールの絵画の対する真剣な生き方を感じます。
絵画にかかわらず、本質を捉えて真剣な生き方をしている人は地位は関係なく謙虚な生き方をなさっているように思います。

2011年06月26日 20:39
こんばんは。
この絵、もちろん実物ではありませんが
見たことがあります。
まるでオペラの一場面のようですね。
躍動感と言うのでしょうか。
2011年06月26日 23:34
このような人物の描かれている絵画は解説がないとなかなか私には分かりません…。
オリーブさんの解説から想像すると、この男性は貴族の女性を監禁するところ?なのかな?
でも、豪華そうな寝室は豪華な衣装の女性の部屋のような気もしますし…。源氏物語さながら、殿方が忍んできたんでしょうか!!
この絵画の二人が絵画の中でどんな会話をしているのか気になります。
2011年06月26日 23:41
今晩は~♪
私も初めて拝見しました。
オリーブさんの解説で興味持って、
ひとつひとつゆっくりと鑑賞致しました。
何でもささっと観てしまう私ですが、
こうやって絵画を鑑賞すると面白いですね。
大変参考になりました!
2011年06月27日 10:01
おはようございます。
「かんぬき」の絵、絵じゃないみたいですね。
しなやかなドレープ♪こんな柔らかさを描くなんて、凄いです!
オリーブさん、パリに行かれたんですね~。私はまだ一度も。。いつか行ってみたいな。。
記事ネタのことなんですが、あまり深く考えられないほうが良いと思います。
オリーブさんの書きたい時に、ゆっくりと(^^)/

私ね、時々オリーブさんのことを思い出し、物を買っても、古いもものは捨てよう!と意を決しているんですよ(笑)
2011年06月27日 12:03
オリーブさん、前記事ですが、ご案内をどうもありがとうございました。
早速予約しておきます。
お察しのようにあの時間は夢の中なので・・・・・(笑)

うふふ、私、デシャブかと思っちゃいました。
でも、本当にこの絵がお好きなのだな~と、あらためて拝見しました。
確かに見れば見るほど、大胆で官能的……
ルーブルほどになってしまうと、収蔵数もものすごいでしょうし、しょっちゅう世界中に貸し出しもあるでしょうし、好きな絵と対峙できるってなかなか無理なのかもしれませんね。
「モナ・リザ」クラスだってねえ……
オリーブ
2011年06月27日 19:19
HTさん、こんばんわ。
その昔?日曜美術館で紹介されて実物を観たくなって神戸に行きました。
大きな絵の中にあって70×90のこの絵はすごく小さくみえました。
しかし忘れられない絵となりました。
ブログネタに困って過去記事をリメイク?したのですが、初めて見てくださった方が感想をいただきうれしいです。
気負わずブログ更新をしたいものです。
オリーブ
2011年06月27日 19:23
pass子さん、こんばんわ。
この絵の大半は黒く見えますが実は右半分がえんじ色のビロードのカーテンです。
光があたって質感・量感がリアルですね。
この絵を知ったのはNHK教育TVの「日曜美術館」でした。
オリーブ
2011年06月27日 19:30
まりたさん、こんばんわ。
私も専門家の受け売りのところが大いにあるのですよ(苦笑)
絵を観賞するにはなにも規則はなく、綺麗だな~好きだな~という程度でいいそうです。
だけどこの絵のようにドラマチックな構図はいろんなことを想像させてくれます。
見方によってはこの女性、嫌がっているようにも、その逆のようにも見えますね。
オリーブ
2011年06月27日 19:35
四国のオリーブさん、こんばんわ。
この男性は高貴なこの夫人を愛していたのかそれとも衝動に駆られたのか…
古典文学の世界のようでもありますね。
この絵のようにドラマを想像しながら見入る絵も、風景画や静物画のように「美しいな~」と癒される絵、いずれも心の糧になりますね。
オリーブ
2011年06月27日 19:39
ふkっこさん、こんばんわ。
そうですね、
カーテンのドレープや平面的な壁や戸、そしてわざとらしく置かれたテーブルやリンゴ、オペラの1場面のようですね。
この絵を実物でないにしてもご覧になったことがおありなんですね。
オリーブ
2011年06月27日 19:44
末摘花さん、こんばんわ。
この男女に会話があったら…
そもそも迎え入れたのか、無理やり入ってきたのか、それすら想像の域を超えませんね。
Wikipediaでこの絵を拡大してみますと女性は嫌がっているようにも受け入れているようにも見えます。いずれにしても無言の躍動感が見て取れます。
この絵の解説、私も受け売りが多々あります。
オリーブ
2011年06月27日 19:48
ゆめ吉さん、こんばんわ。
この絵の人物ははキャンバスから飛び出しそうな躍動感がありますね。
その一瞬を止めて描いた絵、この後どのような物語になるのか興味もありますし、想像をめぐらしながら鑑賞するのも面白いですね。
さらっと見る絵も考え込んで観る絵もそれぞれ持ち味があるものですね。
オリーブ
2011年06月27日 19:58
ハーモニーさん、こんばんわ。
そうですね、この絵をふっこさんは「オペラの一場」とコメントくださいました。
あまりに躍動的な一瞬を切り取っていますので絵のように思えないですね。
ブログネタを深く考えだすと「今日はまぁいいか」とおもうようになり以前のように頻繁に更新できなくなりました。もっと気楽に考えて更新するようにします。
私の記事から少しでも影響を受けてくださった方もありますのでもっともっと発信したいと思います。
ハーモニーさんも物の整理を考えていらっしゃるのですね。
オリーブ
2011年06月27日 20:12
釉さん、こんばんわ。
ふふふ…デシャブね~じゃなかったですね。
この絵を大好きでもありますが、困ったことにネタがないのです。
でも今回再アップしてさらに多くのコメントをいただけたのはうれしいことでした。
ルーブル展が日本で開催されるときには学芸員が来日して飾り位置・順序、照明、湿度、などあらゆる項目をチェックするのだとか。
そうしてみると日本で観るのも悪くないですね。
日本で公開された「モナリザ」は物々しい警戒の中でしたがルーブルでは写真もOKでした。太っ腹ですね(笑)
あの番組の予約もなさったようですのでどうか良い夢を!
2011年06月27日 21:28
こんばんは。
絵画には疎いので初めて拝見しました。
この絵のどこで「かんぬき」と命名されたのでしょうか?
今家の片付けをしています。
捨て難いと思うものも沢山ありますがこの機会を逃せば捨てられないと思い、ゴミ袋に入れたら10個程になりました。
ただ着られないのに着物だけは親が嫁入り道具として持たせてくれたので捨てないことにしました。
オリーブ
2011年06月27日 23:02
スーさん、こんばんわ。
「かんぬき」は鍵とか錠前のことです。
若い男性が左手で貴婦人を抱き寄せ、右手で戸の錠前をかけようとしている絵です。
「かんぬき」を挿すことで密室となるのですね。
官能的で秘密めいたドラマチックな絵です。

家が新築、または改築の時が物を処分するチャンスです。私は自分がいなくなった時のことを考えながら処分の決断をします。
こんなことを他人に話すと「自分が死んだときのことまで考える人は絶対に長生きをするよ」って言われました(笑)
2011年06月27日 23:02
オリーブさん、こんばんわ。
昨日はどうもありがとうございました。
こうやってブログに向かっているとまるで夢のようですわ。
この絵は初めて観ます。
本当にすごく迫力のあるドラマティックな(きっとすごいドラマがあるのでしょうね)絵画ですね。
数々の想像力を起こさせます。
女の気持ちは不可思議です。
この強引さも時として魅力と感じるときもあるやもしれませんね。



2011年06月28日 00:52
「かんぬき」アゲイン!私も初めてなので良かった!
深いですね~!なんだかくぎずけになってしまいました。なんだか~
2011年06月28日 05:09
すごい絵!初めて見ます。オリーブさんの解説でますます想像力が喚起されちゃいますよ~。おそらく身分的に許されない2人なのでしょうけど、もう抑えられないのですね。なんか迫力あるわあ。
展覧会に行くのは好きで、機会があれば行くようにしているのですけど、1人で行った方がいいですね。連れがいると自分のペースで回れない。じっくり見たいと思った絵でもさっさと通過されて、めんどくさそうに待たれたりして。夫だけど(笑)
オリーブ
2011年06月28日 15:07
あっこちゃん、こんにちわ。
おめでとうございました。
今も余韻を楽しんでいらっしゃるでしょうね。

この絵は視点を変えればどんなドラマも出来上がりますね。
コメントではないですがある友人が言いました。
男は粗末な服は着ているけれど、その後姿から若いエネルギーがあふれていると。
う~ん、なるほど…と納得するのです。
女の気持ちは自分自身でももてあますこともありますものね。やっかいです(苦笑)
オリーブ
2011年06月28日 15:10
ALOHAさん、こんにちわ。
そう、釘付けになりました。私もテレビの画面に。そして神戸まで実物を観に行ったのです。
思ったより小さな絵ですが存在感はありました。
オリーブ
2011年06月28日 15:19
basilさん、こんにちわ。
身分の違いすぎる婦人と若者の恋など文学においても多くありましたね。
略奪愛、そんなものも感じさせる一方で、感情を抑えきれない男女の切迫した感情も見えます。
いずれにしてもこの絵、当時問題にならなかったのでしょうか…
展覧会は一人で…あるいは気の合った友人と、私もそれがいいです。夫はどうも…(笑)