母は…

「母の日」のついでに母の思い出です。
母は小学校の教師でした。季節ごとの行事をきちんと行う人でした。

大晦日は早朝から三日分のおせち料理を整え新年を迎え、七草の日はありあわせの野菜で七草粥らしきもの、節分には古い一升に煎った大豆、お雛祭はちらし寿司や果物・菓子の盛り合わせなどが五段飾りのお雛様の前に並んでいた。弟の端午の節句は空いっぱいに大小多数の鯉幟がおよいでいた。七夕の宵は軒に大きな笹を立てかけ私達は思い思いの願い事を書いた短冊を糸で結んだ。夏休みは朝顔の垣根に咲いた花を毎朝数えた。
特に思い出深いのはお月見の宵。廊下に小さな机を出して秋の草花を飾り、お野菜とお団子をお供えして私達は着物を着て(浴衣だった?)その前に座り月の出を待っていた。

写真は弟が生まれて数ヶ月のお正月だと思います。姉と妹と弟そして右が私。

私は母の生きた齢をはるかに超えました。

画像